とくし丸
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どアホノミクスの正体

おなじみ経済評論家の佐高信(さたかまこと)さんと、エコノミスト・浜矩子(はまのりこ)さんの対談をまとめた1冊。

この中で、「とくし丸に見る経済活動の原点」というタイトルで8ページにわたり、とくし丸のことが語られている。で、浜さんの言葉に大いに共感。

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最初に採算を考えるのは、実は経済活動の本来の考え方ではありません。市場(いちば)がどういう経緯で成立したかというと、はじめに人々のニーズがあったからで、ここに市場(いちば)をつくれば採算が取れるという発想から始まったものでは決してない。

経済活動というのは取引です。そして取引とは人と人が出会うことにほかならない。「とくし丸」の事例で言えば、小型移動車が軒先に出向いて、販売者がおばあちゃんたちとお話しする出会いが必ずある。その出会いが採算上の成功にもつながっていることが示されています。大規模化し、効率化し、一括化し、標準化することが広がれば広がるほど、実は経済活動は本来の姿から遠ざかる。人と人の出会いがなくなればなくなるほど、経済は衰退に向かう。

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本の帯にも「人間を無視した経済は、必ず破綻する」と書かれている。大規模化、効率化、一括化、標準化は、可能な限り、するまい。

 

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