個人事業主事業説明会実施
とくし丸
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とくし能登半島地震に伴う救援活動
日々の支援レポート

2024年1月18日(木)

メンバー:4名

活動スケジュール
7:00 ホテル出発
ジャーナリストの津田大介さん、青木理さんと合流
7:10-7:32 マックスバリュ羽咋店 商品調達
7:45-7:54 ローソン羽咋中央町店 商品調達
9:39 穴水駅通過
11:15-11:49 珠洲市役所
┗本日の訪問先となる避難所を確認
┗珠洲市長さんより激励のお言葉を頂いた
11:52-12:59 市民ふれあいの里 いきがい活動センターワークショップすず
┗ジャーナリストの方と被災地支援団体の方とで意見交換
12:51-13:10 1件目:金沢大学能登学舎(来店7名/避難19名)
13:22-12:43 2件目:伏見集会所(来店5名/避難10名)
13:52-14:03 3件目:大浜集会所(来店5名/避難10名)
14:05-14:17 4件目:川上本町集会所(来店10名/避難30~40名)
14:22-14:38 5件目:下出集会場(来店5名/避難20名)
┗とくし丸2回目の訪問
14:42-14:55 6件目:塩津上野集会所(来店10名/避難15名)
┗3件目の大浜集会所で「あそこも行ってみて」と住民の方から依頼があり、急遽訪問。
19:03 ホテル帰着、片付け作業
20:00 アルビス羽咋宝達志水店でのピッキング、積込完了

本日の活動内容
●泉谷満寿裕 珠洲市長より、激励のお言葉
【市長のお言葉】
・とくし丸には本当に感謝している。
・元々市内も高齢化が進み、移動スーパーが必要と考えていた。今後もコミュニケーションを取らせて欲しい。
・被災後の体力や健康に関する諸問題がある中で、生鮮品やサラダなどを届けてくれるのは栄養面から本当に助かっている。

●NGO法人ピースウィンズ・ジャパン様との意見交換@ワークショップすず
・ピースウインズジャパン様は災害時の緊急対応を得意としている団体
・今後の連携についてお話。具体的な内容はこれから詰めていくことに。

●購入品について
・昨日ミニトマトがよく売れたため、「トマト」を新たに採用。
・・ミニトマト5パック、トマト5パックが3箇所目で捌けた。
・・包丁やまな板が使える環境であればニーズがあるので、明日以降も同程度の量を積み込む。

●訪問先について
・昨日の能登町同様に、本日も行政の先導は無し。
・特段警戒はされず、どの停車箇所でも歓迎ムードだった。
・「行政の要請で来ている」「(現段階では)無償でお配りしている」ことを丁寧に説明し、お一人おひとりの生活支援ができるよう引き続き活動していく。

●(株)コモからの支援物資について
・1人1個配れる商品は歓迎されるという経験から、比較的人数の多い「川上本町集会所」に2ケース(36個)、「下出集会所」に1ケース(18個)をお渡しした。
・賞味期限が3月までと長く、人気だった。
・明日以降も、一定の人数が避難している箇所では箱ごとお渡しする動きを継続する。

●個人の方からの支援物資(トイレ消臭剤)について
・トイレはどの避難所にも常設/仮設問わずあるため喜んでいただける。
・便器にワンタッチで設置できる消臭剤を川上本町、下出、塩津上野の3集会所でお渡しした。
・説明書を見せながら設置方法をお伝えするとスムーズ。あす以降も積極的にお声掛けしてお渡しする。

現場の声
●人気があった商品
・下着(上下問わず)
・牛乳、ヨーグルト、チーズ
┗乳製品は安定して人気がある。要冷蔵で支援物資にほぼないため。
・いちご、バナナ
┗特にいちごは季節感もあり喜ばれる。
・豚肉小間切れ
┗牛肉より人気のため、6パックから増量を検討。「炊く(煮物)」との声が多い。
・大袋のお菓子
┗シェアしやすく人気。知名度の高いお菓子がよく出る(アルフォート、コアラのマーチなど)

●従来より継続して要望がある商品
・深型の紙皿

●被災者の方のお声
・女性用の下着があって助かった。
・牛乳や生野菜が嬉しい。
・揚げ物が食べられるとは思わなかった。
・行政を通してではなく、とくし丸に直接「来て欲しい」と依頼できないのか。
・自衛隊の炊き出しがあまり口に合わず断ったものの、食事に困っている。
・近くにスーパーが無い。再開したと思ったら2時間しか営業していなくて困っている。

現場の気づき・学び
・本日朝7時、のと里山海道の徳田大津IC~横田ICが仮復旧。崩落多数のため北行一方通行だが、往路の所要時間が30分短縮。
※羽咋市~穴水町の所要時間:1/13(土)2時間→1/18(木)1時間30分
・トマトが人気だった一方で、「カット野菜」やお惣菜の「生野菜サラダ」は継続して需要が少ない。あす以降は積込数を減らす。
・一定の人数が居る避難所では大人数に均等に配れる物が好まれる。大袋のお菓子は分けやすく人気のため、明日以降数を増やして積み込む。
・Googleマップでは通行止めになっていても、行ってみると通れる道路が存在。逆もまた然りで、通行止め情報がないのに通れない道路も存在。複数の情報ソースを活用することが重要。
・避難所の住民の方から別の避難所を紹介いただくパターンが本日あった。昨日の報告とも通じるが、地元の方の情報は積極的に有効活用していくべき。今後も「近くで困っていそうな方や、物資の足りない避難所はありませんか?」等の声掛けをし、1人でも1箇所でも多くの方に支援を届けていく。

明日の予定
・輪島市で活動。
・現地の販売パートナーさん1名も同行予定
・現在、経産省を通じて輪島市と連携を図っている。
┗パターン①:輪島市から訪問先指定があった場合
輪島市から指定された避難所を訪問
┗パターン②:輪島市から訪問先指定がなかった場合
平時で巡回しているコースに沿って個人宅を訪問

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