個人事業主事業説明会実施
とくし丸
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とくし能登半島地震に伴う救援活動
日々の支援レポート

2024年1月26日(金)

メンバー:とくし丸本部4名、現地の販売パートナーさん1名

活動スケジュール
08:15 ホテル出発
08:30-09:17 マックスバリュ羽咋店 商品調達 現地販売パートナーさんと合流
09:54–15:53 計31件・40名のお客さまのお宅を訪問
16:30マックスバリュー到着 どんたく福田さん解散
16:39ホテル到着

本日の活動内容
●地域の復旧状況に合わせた商品供給
・昨日までの訪問で電気・ガスの復旧している場所が多いことが分かったため、今まで積んでいなかった、電子レンジで簡単に作れる鍋やスープを12点載せた。
┗電子レンジで簡単に作れる商品に馴染みがないため、口頭で伝えないと手に取ってもらえない。声掛けの結果、「断水の影響で調理ができないから非常に助かる」、「いろんな食材が摂れて嬉しい」等のお声を頂き、12点全てお渡しすることができた。
・他にも、デザートやイチゴ等の嗜好品はなかなか手に入らないため非常に喜んでいただいた。反響のあった商品等については、今週とは別の人員が現地に入った際もピッキングできるよう、リストに記載する。

●現地の販売パートナーさんのお客様の安否確認
・今回の地震によって拠点店舗も営業停止中。とくし丸が現場で支援しているのを報道で見て、販売パートナーさんご本人からとくし丸本部宛に「何かできることはないか」と協力依頼があり、お客様の安否確認と物資提供を一緒に行うことになった。
・本日は39名に安否確認と商品の無償提供を実施。
・約一カ月ぶりの再会で、お客様の方からも販売パートナーさんに対して心配の声が上がり、お互いに無事で安心することが出来たという状況だった。会うことが出来たお客様からは「ずっと待ってたよ」や、何度も「来てくれてありがとう」と泣きながらおっしゃって頂くなど非常にあたたかい言葉を頂戴した。

●無償提供から有償提供への切替について
┗お客様へ、今後の有償化についてヒアリングを実施。
・全員が今後の有償化に異議なし。
┗今日も事前告知無しでの訪問だった。全員が通常の販売と勘違いされていた。

●メーカー様からご提供頂いた商品のお渡しを実施
KIRIN おいしい免疫ケア 睡眠 100ml ペットボトル
免疫機能の維持と睡眠の質の向上を目的とした飲料。一日一本目安。
┗6本1ケースをお客様に提供。試供品ではないため、効果が出るように数日分とした。
┗お客様の反応
・余震や今後の生活への不安があり、寝付きが悪くなっていたので嬉しい。
・こういう商品があるのを知らなかったので試してみる。

鳴門屋ストア「みんなの!なるとン」
リコピンや塩分を補給できるグミ感覚のドライフルーツ。小分け袋に1粒入り。
┗ドライトマトに馴染みの無い方が多かったためお客様全員に試食を実施した。ほぼ全員においしいと喜んでいただき、袋から鷲掴みしてお持ち帰りいただいた。
┗お客様の反応
・噛めば噛むほど味が出て、甘くなってきておいしい。
・トマトを簡単に食べられるのが嬉しい。

現場での気づき・学び
・志賀町では生協が動き出せているが、生野菜などの提供は行っていないため、品ぞろえに満足できていない方が多い。
・志賀町は一部通水しているが飲用の許可が降りていない。

現場の声
・5~6名のお客様から「テレビで見たよ」とお声掛けがあった
・来週の宿泊先(ホテルウェルネス能登路)のスタッフさんからも「テレビ出てましたね」とお声掛けがあった。非稼働となる数日間、車両の留置依頼を快く受けていただいた。

今後の予定
・土日月は被災地への訪問無し
・29日週より車両は下記で支援活動を継続する
┗とくし丸車両2台を返却しとくし丸車両1台、サポートカー1台での運用とする

【先週のラーニング】
■有償でも確実なニーズが一定ある
・販売パートナーさん3名のそれぞれのコースで有償販売のニーズ確認し、強く要望あり
・イオンの移動販売は大型の避難所で28日から販売開始

【今週チャレンジすること】
■有償販売のテスト
・2/1,2の2日間で販売してみる
・朝アルビス宝達志水店で商品購入し販売
・ひとまず今週は売上や商品、釣銭管理はすべて本部にて実施
・販売オペレーションや商品リストの需要予測レベルを検証

■スケジュールの固定化
・今後は原則、火~金の4日活動のサイクルで運営(月曜夜入り、金曜夜戻り)
・本部スタッフは常時1~2名アサイン
・ルート的には8ルートほど確立できそうなので、それを2週かけて回すイメージ

■販売パートナーさんのとくし丸車両も活用
・彼らの車両は問題ない状態、かつ支援活動にも使えるとのことで日によっては3名で2台(販売パートナー車両と本部車両)稼働もテスト

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