もう20年も前になるだろうか。日本LCAだったか、ビジネスコンサルタントだったか(どちらも大手経営コンサルタント会社)で教えてもらった話である。
足元を見つめていないと、大きな石ころ、水溜り、倒木などが散乱していてつまずくことになる。もしかしたら落とし穴だってあるかも知れない。だからシッカリと回りに注意を払わなければいけない。
でも、だからと言って、「足元だけ」を見つめて歩き続けると、進む先を見間違うかも知れない。大きな意味での周辺の環境が見えなくなってしまうからだ。そんな時、たまには上空に上って、空から自分の歩んでいる場所を俯瞰する必要があるのだ。
すると、歩いていたポジションからは見えなかった、「道」が見えてくる。自分はドコ向かって歩いているのか。その先にはどんな環境が待ち受けているのか。
で、それを称して「ヘリコプター人間になれ」というのだ。
足元もシッカリ見つめつつ、たまには大空から大局を見る眼を持つこと。ヘリコプターのように、上に行ったり下に行ったり、自由自在に視点を変えて、物事を捉えることが大切なのだ。
で、日々、買物に困っているおばあちゃんのためにトラックを走らせつつ、一方でチェルノブイリに足を運び、現地の人達の話に耳を傾けてくる。
まったく違う話のようだけれど、僕の中ではどちらも繋がっているのだ。何だか言い訳がましく聞こえるかも知れないが、本当にそー思っている。
1週間、留守にする間、スタッフには負担をお願いすることになるが、決して今回の経験は「とくし丸」にとって無駄にならないはずだ。
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