No.2017-09-20
真夜中の、メール。
それまでは、ベッドサイドにメモ帳とボールペンを置いていた。常に眠りの浅いボクは、夜中に何度となく目を覚まし、寝ぼけたままで枕元のメモ用紙に何やら書き込む。
その時は「忘れちゃイケない」と、ホンキで思ってメモるのである。が、判読しかねる文字で書かれたその内容は、だいたいにおいて「あまり役立たない内容」だったりする。
が、しかし。100個書き連ねると、その中に珠玉のネタが混じり込んでいたりするのである。
思い起こせば5年前、深夜の3時頃にふっと目覚め、メモったのが「+10円ルール」だった。
このままでは事業を続けることができない。ナントカ手を打たないとポシャってしまう。そんな強い危機感の中で、悶え苦しみながら「ヒラメイタ」のが、+10円ルールだった。今や、そのアイディアが、とくし丸の事業を大きく支えてくれている。
考える。とにかく、考える。それこそ「寝ても覚めてもとくし丸」であったのだ(今も、ね)。悩めよ、さらば、開かれん。考え続ければ、とにかくナントカなるのである。
で、今は、メモ帳の代わりに、スマホで自分自身にメールを送り続ける。それが毎夜の習慣になっている。
真夜中のメールを打ち続ければ、必ずどこかで、最高のアイディアが生み出される、と思う。たぶん、きっと、そうであってほしい。じゃなきゃ、ただのアホ、である。