No.2013-2-19
人のヨクボウが、社会を形成する。
野菜だけじゃなく、魚も一緒に買えたら便利。ついでに、雑貨も。そうそ、お惣菜にお寿司、豆腐もあったら助かるわ。
って、ことで、気がついいたらスーパーマーケットができていた。おかげで、近所の、八百屋さん、魚屋さん、雑貨店がなくなり、総菜屋さんも豆腐屋さんもなくなっていた。
が、人のヨクボウは限りなく、小さなスーパーでは「物足りない」と言い出す。もっとたくさんの品揃えじゃないと満足できない。てなことになる。そしたら、どーだ。車でしか行けない郊外に、バカデカイ「ショッピングセンター」なるものが出現。結果、近くにあったスーパーが閉店し、町はますます使いにくい環境になってしまった。車を自由に操れる人には便利かも知れない。けど、そーじゃない人達にとっては、こんな不便な町はない。
と、すると、今度は、コンパクトに商品をまとめた「コンビニ」の登場だ。切手も売ってるし、コピーもとれる。最近じゃ生鮮食品まで販売してる。まさに、コンビニエンス。
さて、その次に、人が求めるものは何だろう?
近頃、骨のない魚が商品化されている。「子供が食べやすいから」ということらしい。が、果たしてソレでいいのか?
人はいったいどこまで「ワガママ」になっていくのだろう。そして、企業は、ソレに応えていこうとするのだろう?
結局、「ヒトのヨクボウ」が、社会を創り出していくのである。もちろん「とくし丸」も、その「ひとつ」なのかも知れない。